夏の雲を眺めながら学ぶこと

こんにちは、圧倒的な夏ですね。
雲がもう夏!

不思議ですが、雲の形だけで
「あぁ、夏だなぁ」
と思うのです。

雲の形だけで、今日の天気を知ることができます。
参考:10種の雲型

今回は、この雲を眺めながら、
教えられたことを書きたいと思います。

①雲から季節を知る

雲を見ると季節を感じますね。
夏には夏の雲。冬には冬の雲。
別にわざわざ観察してきたわけではないけども、
体がそれを覚えています。不思議です。

私たちの人生にも季節があると言われてます。
寒い冬が過ぎ去ってたくさんの花が咲く春。
活気に満ち溢れる夏。
落ち着いてくる秋。
そしてすべてが終わる冬。

春は花を楽しみ、夏は海で泳ぎ、
秋は心が穏やかになり、冬で一旦終わる。

これを聞くと、夏は楽しんで、
冬はあまり楽しくない、
と思われるかもしれませんが、
そうとも限らないと思います。

一年動き回ったエネルギーが不足したのを、
冬が貯蓄してくれます。
休み、蓄え、そして春を待ちます。

一見地味ですが、
これもまた楽しめるものではないでしょうか。

一日の終わり、体が疲れてるなか、
お風呂に入って、水を飲んで、
気持ちのいいお布団に入ります。
静かな部屋の中、心地よく眠りに入ります。

そんな睡眠がまたたまらなく良いように、
冬もまたたまらなく良いと思います。

今、どんな季節にいるのか、
心が知っていると思います。

どの季節が好きか、というのは人それぞれではありますが、
その季節にはその季節の楽しみ方があることを知っておくと、
どんな季節でも楽しめるのではないでしょうか。

私たちも、現在、どんなに退屈に思えても、
どんなに苦しく悲しく思えても、
この季節にはこの季節の楽しみ方があると、
探してみるのもいいかもしれません。

②雲から状況を知る

雲を見ると状況を知ることができます。

例えば、先ほど紹介させていただいた「10種の雲型」ですが、
雲によって「これから雨が降る」など、
これから起こることを知ることができます。

「雲行きが怪しい」という表現がありますが、
私たちは無意識にも「流れ」を観察しております。

物語にも流れがあり、論文にも文脈があります。
起承転結という言葉があるように、
何事にも流れが存在しています。

数か月前の自分はどうだったか。
今はどんな状況でどんな気持ちか。
そんなことを記録して、分析してみると、
状況と心の変化を知ることが出来ます。

「流れ」を知るためには「記録」することが必要です。
最近は「メモ力」という言葉も流行っていますが、
まさにメモは今の状況や、立ち位置を知るうえで、
必須なのかもしれません。

起承まできたと分かれば次は転結。

過去を知り、現在を理解すれば、
未来も予測ができてくると思います。

③雲から感動を知る

雲を見ると感動します。

空高くをゆっくり動く姿が勇ましく見えたり、
綺麗な形をする姿をみると神秘的な気持ちになります。

青い空に彩られた白い雲。
夏の訪れを感じます。

②は比較的論理に訴える話でしたが、
今回は情緒に訴える話です。

私たちは論理・情緒のバランスを保つことで、
品性が磨かれていきます。

物事を筋道立てて考え問題解決を図ることも大切ですが、
心が動かされることはもしかしたらもっと大切かもしれません。

人間が行動を起こす最たる原因は「感情」だそうです。
感情が物事を判断する基準であり、結局のところ、
良し悪しは、論理ではなく心で決めるのです。

感動は人にモチベーションを与え、重い腰を起こし、
喜んで働くようにさせるものです。

「やる気が出る!」という瞬間はどんな時かといえば、
感動的な音楽を聴いたり、感動的な逸話や講演を聞いたり、
また誰かのやさしさに触れたりしたときではないでしょうか。

雲を通して、私たちは心動かされ、
やる気に満ちるようになっていくのです。

まとめ

何気ない風景の一つ「雲」ですが、
そこから教えられることがあることに気づきました。
私たちの周りにも、日常見えている何気ないことがありますが、
そこには特に意味がないものもありますが、
意味あること、流れ、傾向、メッセージなどを受け取ることができたら、
良い判断の材料になるかもしれませんね。

この夏、自然に触れながら、情緒を楽しみ、
また、今の自分の立ち位置を知れる機会になることを願います。

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