豊橋市民ならわかる、このお馴染みの景色。
どことなく「なつかしい」という気持ちになるのは私だけでしょうか。
そう、ここは豊橋駅の東と西を繋ぐ「花田跨線橋(こせんきょう)」。
今回は、この跨線橋についての話です。
跨線橋のはじまりは、戦前。
昭和9年8月に着工し、昭和10年6月25日に渡橋式が行われた。
(現在の跨線橋は平成2年に更新されています。当時のものはすでに撤去されています。)
今でこそ多くの車が通る橋ではありましたが、
できた当初はあまり使われることがありませんでした。
あまりに急な坂なので、結果近くの踏切で渡ることが多かったからだとか。
ともあれ、現代では自動車が普及し、
また幹線道路が実現したこともあり、
大活躍しています。
今でこそ、大きな橋は珍しくないのかもしれませんが、
当時では、珍しいかなり大きな橋であったようです。
この橋を渡った先に、羽根井・花田のまちが広がってくる、
結構ロマンチックな橋です。
ぜひ、一度歩いてみてはいかがでしょうか。