こんにちは、暑いですね~。
熱中症対策は万全でしょうか。
私どもは、現場に出ることもあり、
日の下での作業もございました。
やはり、帽子は必需ですね!
さて、ツクツクボウシも鳴く時期に入り、
夏の終わりを感じているところではないでしょうか。
ちょうど、今日は夏休みの終わり。
学生なら、さみしい気持ちでいっぱいかと思います。
本日のテーマは「終わり」についてです。
終わりというとどことなく、
「寂しい」「切ない」「悲しい」など、
どちらかというとネガティブなイメージもあるかと
思われます。
しかし、今回も、そうしたイメージを、
厚かましくも、違う視点でお伝えできればなと思います。
ほとんどのことには終わりがある
ほとんどのことには終わりがあります。
季節、今日という日、そして私の人生。
宇宙には終わりがないと思われますが、
究極を言えば、これもいつかは終わりを
迎えると思います。
ほとんどのことには終わりがあります。
何かを始めても、必ず、
終わりがきます。
最近では「終活」という言葉が出てきました。
自分の人生の最後をまとめて、
後世の人たちに益となるように
図ることが目的のようです。
このように終わりを意識することで、
将来に備えることができると思います。
私たちは、終わりのために何をしてきたでしょうか。
そして、今、何ができるでしょうか。
終わりは始まりでもある
終わりは始まりでもあります。
夏が終われば、秋が来ます。
小学校が終われば、中学校が来ます。
一見、何も始まっていないように見えることもありますが、
終わりの後には、何かが待っているということだと思います。
むしろ、何かが始まるためには、
終わりを迎えなければいけません。
何か変化を生み出したいならば、
終わりを迎え入れなければなりません。
終わりを迎えるとき、寂しい、悲しい、と思うかもしれません。
しかし、始まってしまえば、楽しくなります。
現状が行き詰っているのであれば、
それは何かを終わらせるのを迫られているのかもしれません。
終わりの美しさを味わう
終わりは美しいものだという日本人の感覚があります。
桜は散るときが美しい、死にざまは潔く美しくと思うゆえの切腹。
私たちは終わりに美しさを求めてきた民族だと思います。
実際に終わりというのは美しいものです。
寂しい、悲しい、切ない、という思いは、
やはり、何か良いものがそこにあったからだと思います。
良いものとの別れ、それが寂しい、悲しい、切ない、
という感情だと思います。
それなら、今までの思い出を振り返ったり、
感謝の気持ちを、この終わりの時に詰め込んで、
「良い終わり」をかみしめてみるのもいいかもしれません。
また、逆に「終わってくれて清々した」というのもあります。
今までがあまりにも苦しく、悲しいものだったときに、
ようやくそこから解放されるという終わりもあります。
これは言うまでもなく喜びをかみしめられますね。
終わりを迎えるにあたって、
良い思い出、嫌な思い出、どちらであったとしても、
この終わりの美しさに着目し、
感謝していけたらいいなと思います。
まとめ
終わりについて書かせていただきました。
終わりは必ずくる、だからそれに備えていく、
終わりは始まりでもあるからこそ楽しみにする、
そして終わりは美しく飾る、それが日本人の美学。
この夏の終わり、何を備えてこれたか、
小さな備えでもいいので思い返し、
これから始まることに胸膨らませ、
この終わりの日を美しく飾っていけたらいいな。
そんなことを願います。